進研ゼミと並んで子どもの通信教材と言えばZ会はとても有名ですよね。
小学生、中学生のコースをきっちりと取り組めば、中学受験や難関高校の対策にもなるくらいレベルの高い教材です。
我が家には高校生の子どもがいますが、この子が小学生・中学生のころのお母さん同士の会話の中では、Z会は難しい。という話も聞かれるんです。

できる限り良い教材を。と思うのが親心。
幼児ポピーとZ会ポピーコースを比較してみました。また、合わせて我が家がポピーを選んだ理由も紹介させていただきます。
Z会はこんな家庭学習にお勧め
- 少し難易度の高い問題や課題にも取り組みたい
- 保護者が週に1~2日は一緒に体験課題に取り組むことができる。
- ボリュームのある通信教材が利用したい
- 将来は学力が高い子供になってほしい
ポピっこはこんな家庭学習にお勧め
- カラーの冊子、かわいいキャラクターなどが登場する教材が良い
- 季節に合わせた内容などに取り組みたい
- ほどよい量とレベルで楽しく学びたい
- 2歳から使える通信教材を探している
幼児ポピー「ポピっこ」とZ会「幼児コース」を比較
それぞれの内容の確認の前に、まず料金など気になるところを比較してみました。
ポピっこ | Z会幼児コース | |
ももちゃん(2歳)980円 きいどり(3歳)980円 あかどり(4歳)1,100円 あおどり(5歳)1,100円 |
料金 (月会費) |
3歳児向け 2,140円 4歳児向け 2,379円 5歳児向け 2,848円 |
知育冊子 知育ドリル WEB教材など |
教材内容 | ワーク 提出課題 体験型教材 など |
毎月1回 | 届き方 | 毎月1回 |
ふつう | 難易度 | やや難しい |
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先取学習 | ![]() |
Z会もポピーもどちらも『親子で一緒』は同じです。
Z会の幼児コースは、後から伸びる力を養うことに力を入れています。これは、ポピーも同じです。
親子で一緒に取り組み、興味を持たせ、好奇心を育てる。

Z会もポピーも小学校1年生や2年生の内容に取り組む先取り学習には対応をしていませんが、後で伸びる力を養うことに力をいれているため先取り学習の必要はないようです。
その代わり、のちの算数や理科・社会につながるような基礎となる体験や学習が教材に盛り込まれています。
幼児ポピー「ポピっこ」の内容は詳細は
幼児ポピー「ポピっこ」は対象年齢に合わせて教材が用意されています。
年齢 | コース | 料金 | メイン教材 | |
2歳 | ももちゃん | 980円 | 知育冊子 | 詳細 |
3歳 | きいどり | 980円 | 知育冊子 | 詳細 |
4歳 | あかどり | 1,100円 | 知育冊子・ドリル | 詳細 |
5歳 | あおどり | 1,100円 | 知育冊子・ドリル | 詳細 |
幼児ポピーは学年によりオールカラーのお話や遊びなどが載った冊子と、数や言葉を学習するドリルがメインの教材となっています。
そのほかに、特別教材・WEB教材なども用意されています。

幼児ポピーは「こころ」「あたま」「からだ」をバランスよく育てることを考えて作らている教材です。
問題を解くだけでなく、教材の中にはお話しや体操なども出てきます。
数字や文字のワークも決して難しい内容ではなく、その年齢に必要な無理なく理解できる内容です。

幼児期の発達は差がかなりあるため、簡単に感じてしまう子もいるかもしれません。でも、ポピーでは幼児期の学習は知識を身に着けることや問題が解けることに重点を置いているわけではなく、教材を通して親子のコミュニケーションを取り、後伸び力をつけることです。
幼児期に保護者との信頼関係ができてると、小学校高学年以降の学習面でも大きく伸びるといわれています。


Z会「幼児コース」の詳細
Z会幼児コースは対象年齢に合わせて教材が用意されています。
対象年齢は3歳からになります。
年齢 | 料金 | メイン教材 |
3歳(年少) | 2,140円 | ワーク 24回分 絵本 体験型教材 4回分 |
4歳(年中) | 2,379円 | ワーク 30回分 提出課題 1回分 体験型教材 8回分 |
5歳(年長) | 2,848円 | ワーク 30回分 提出課題 1回分 体験型教材 10回分 |
まとめ払いをすると割安になります。
対象年齢によって教材の内容は若干異なりますが、Z会のメインの教材となるのは「体験型教材」です。



体験型学習以外にも、ワークや年齢により提出課題も用意されています。
提出課題は体験型学習の振り返りになります。
生活・理科の観察、作文などのベースになる力を育てることができます。

Z会幼児コースと幼児ポピーポピっこの違いはどこ?
Z会幼児コースも幼児ポピーポピっこも【親子で一緒に】【後伸び力】を大切にしている教材ということは共通しています。
どこが大きな違いかというと、教材のボリュームと難易度です。

幼児ポピー あおどり | Z会幼児コース | |
わぁくん 34ページ |
体験学習・知育冊子 | ぺあぜっと 10回分 |
ドリるん 42ページ |
ドリル(数・文字) | かんがえるちからワーク 30回分(1回1~2ページ) |
なし | 提出課題 | 月1回 |
幼児ポピーはページ数ですが、Z会は回数であることに注意してください。
ぺあぜっとの体験は1回あたり10分~1時間程度取り組み時間がかかるものもあります。

また、学習内容はどちらも身近な話題を取り上げ、興味を伸ばすような内容ですがZ会のほうがより発展した内容にまで踏み込んでます。
発展的な学習もしてもらいたい。より高い学力を身に着けてもらいたならZ会をお勧めします。
Z会幼児コースをお試し 我が家はポピーを選びZ会を見送った理由は?
我が家の3番目の幼児教材を検討したときに、Z会もお試しをしてみました。
上に2人の子どもがいるので、Z会は難しいけどすごく良い教材。という評判を聞いていたので、使えそうだったら使ってみたい。という思いもありました。

お試し見本を請求した後に、入会しなかった場合でも電話での勧誘はなく、進級時にお試し見本が送られてきたり、ダイレクトメールがたまに届く程度です。
体験型学習では糸電話を作る体験。
この糸電話は中学1年生の理科の音の性質に繋がるそうです。

ワークもなかなかのボリューム。数・理論・自然などの広い領域から考えて特問題が出されています。
お試しの中では特に難しく感じる内容はありませんでしたが、花や葉っぱを題材につかった問題では写真が使われているところなどもあり、さすがだなぁと思いました。
添削課題はお試し見本では提出ができませんが、例として作成されている課題がぺあぜっとのお試しについてきました。

Z会の幼児コースをお試ししてみて、教材内容もよかったしすごくいいなーって思いました。
幼児期からこういった体験や学習を積み重ね基礎を作れば、小学校や中学校の学習に大きく繋がるのは間違いありません。
でも・・・Z会の幼児コースの教材には我が家にとって大きなネックがありました。
それは教材のボリュームです。
子どもが3人いて、私もパートですが仕事がありました。父親も平日の帰宅時間も遅く子どもの学習に付き合う余裕はありません・・。
Z会の幼児コースはワークは毎日、体験型学習は毎週末取り組まないと、こなすことができのではないかな?と思ったのです。

そのため、我が家では程よく無理なく利用ができる幼児ポピーを利用することになりました。
幼児ポピーとZ会幼児コースを比較しよう。お試し見本を取り寄せて!
私自身、Z会幼児コースと幼児ポピーはどちらもとても気になった教材です。
どちらも無駄なおもちゃが付いていないけど、内容が充実していて子どもの将来の伸びしろをとても重視されている教材に思えました。
Z会はボリュームが多いだけに、発展的な問題もあるので学習面をできる限り伸ばしていきたい。という場合にはピッタリだと思います。
でも、時間をとって子どもと取り組んでいかなけば、1ケ月で教材を使いきることは難しいかもしれません。

ご家庭によって、お母さん、お子さんにとって感じ方は色々です。
教材の合う、合わないもありますので、まずはお試し見本で確認するのが一番良い方法です。
まずはお試し教材を取り寄せて、お子さんと一緒に取り組んでみてください。
